子どもが自然に英語を使うことを選んでくれたら、親としてはこれほど楽でありがたいことはないわけです。
遊びの中で、絵本で、動画視聴の時に。
日本語と同等で区別無く選んでくれたら、自然に英語力もアップしますよね。
ところが現実はなかなか上手く行かない。
月齢、年齢が進むにつれて、子どもは優位な日本語のものを選びます。
もちろん母語がしっかりしていることで思考力も備わり、確かなアイデンティティーも確立されるのは、おうち英語ママなら重々承知。
母語、大事だし第一だよ。
だけど、それにしてももうちょっと英語を選んでくれないと、身につかない。。。
じゃあどうすれば英語を選んでくれるのでしょう?
おうち英語で「自己決定」させよう
- 自己決定(自分自身で決めること)
- 承認(存在を認めてもらうこと)
この2つは大きな「内発的動機づけ」となります。
つまり、誰かに言われてやるのではなく、自分の心の声に従って自らやること。
内発的動機づけがあることは、お子さん自身が持つ能力爆上げの要因となるのです。
絵本を選ばせる、動画を選ばせる、などなど日々の小さな決定権を子どもにゆだねる。
こんな些細な事でも「自己決定」となり、ママに「いいよ」と言ってもらうことで「承認」となるんですね。
だから日々、自分で選択すること、そしその決定を認めてもらうという経験を、子ども達には沢山沢山させてあげたいですね。
自分で決められないお子さんには、いくつかの選択肢の中に「ママに決めてもらう」という選択も、加えてあげると良いですよ。
日本語の絵本ばかり選ばれるとモヤる件
…とはいえまぁ、多くのママが、絵本や動画などお子さんに選ばせてあげてます。
選ばせてあげてるんだけど・・・子どもが日本語のものばかりを選択すると、何だかモヤりませんか(汗)
英語も選んで欲しいけど、なんで日本語ばかりなんだろう。。。てね。
それは「楽だから」、そして「日本語の方が楽しいから」に他ならない。
英語だと日本語ほど楽しめないってことです。
しかしこういう場合、大抵のケースが与えている英語が子どものレベルにあっていないことが多いのです。
で、ここでママが出来ることは…
- もう少し簡単な英語絵本に変え、それを楽しめるように工夫してあげる
- レベルは変えず、楽しめるように工夫してあげる
(レベルを低くするだけで英語を楽しめることもあります。)
どちらにしても、なにかしら工夫してあげないと、子どもは英語を楽しめないのです。
レベルが合わないから、何とかしてあげねばって思うママは多いのですが、ここであらぬ方向に行くパターンもあるので要注意デス。
例えばワークブックの使用、とかが良い例かな。
英語が理解できていないようだから、ワークブックを使って理解を進めようと頑張ってしまうパターン。
いえね、私もワークブックは使用していました。
結構、使用していました。
で、ワークブックを使うことは、私もおすすめなのです。
だけど、ワークブックって、子どもにとって…そこまで楽しくないww
全部が全部じゃないよ!!
だから楽しいところだけやればよいのです。
子どもが楽しいと思えるページが1ページもなかったら、そのワークブックの使用は諦めるか一旦保留にしましょう。
「買ったから、やらなければ」とか、「継続力も養いたいし」「運筆も鍛えられそう」「頭良くなりそう」「すぐ新しいものたらにしたら、買ってもらうのが当たり前になりそう」など、ママに別の欲求とか義務感なんかが生まれてしまう時、ありませんか。
私はあったyo!!
これって実は、気づかないうちに「楽しむ」ことから離れてしまっているんです。
そしてそこは、日本語でも鍛えられますよー!ってことなんです。
楽しい事もキツイ事も、日本語でならどちらでも与えることはできるんです。
だけど英語はそうはいかない。
英語でキツかったら、そりゃもうやらんですよ、だって子どもだもん。
だから英語では、楽しいことのみに全振りしましょう♪というのが私のおすすめです。
- どうしたら楽しく動画を見てくれる?
- 英語絵本を楽しく読むには?
- 英語でアウトプットするには、どうすればよい?
- どんなアクティビティーなら、英語で楽しめそう?
キーワードは全部「楽しく」です。
楽しくなかったら、排除して楽しいに変えよう。
お子さんをよく監察して、是非考えてみてください。
ワークブックを使用されているママは、お子さんに「これ、楽しい?」って聞いてみると良いですよ♪
「楽しい」も「楽しくない」の答えも、今後のおうち英語の大きなヒントになるハズ。
さてどんな反応が返ってくるかな?!
もしも行き詰った時は、個別オンライン相談にて、ご相談くださいね♪
少し先ですが、夏休み明けにはバイリンガル子育て実践プログラムも募集予定です。
バイリンガル子育て実践プログラムは、グループ(最大3名さま)で行うことも検討しています。
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