娘にとても評判のよかったクリスマスの英語絵本。
The Sweet Smell of Christmas
タイトルの通り、クリスマスの香りがする本なんです。
右側のパイの絵に丸いシールみたいなのが貼られているの、わかりますか?ここをこするとパイの香りがするんです。
・・・という具合に、ちょこちょこ「香りのしかけ」があるんですね。大好きだよね、子どもはこういうの。
右ページに香りのしかけあり。↑
ただしこの香り、長持ちしません。そこがちょっと残念のですが。
で、ですね、この本3~7歳向けとAmazonにはあるのですが、3歳児さんにはちょっとお話が長いかなー。
実際Amazonのレビューでもそんな声がありますしね。
うちでも娘が3歳の時に購入し、手元に届いて「あちゃー!」って思いました(笑)
だから3歳の時は全部は読めなかった!けど、短くすれば楽しめました♪
この本は、「クリスマスのにおいがするかな?」という内容のお話なので、香りのシールのページになったらそこを指差して
・Can you smell Christmas?
・・・とお子さんにに聞けばよいのです(^-^)
本には“Can you smell Christmas, too?” “Doesn’t it smell nice?” “Can you smell Christmas coming?”
・・・などいろんなパターンの疑問文がありますが、全部同じ聞き方“Can you smell Christmas?”の形でずっと聞いていくことをおすすめします。
もちろん、どんな聞き方でも意味がわかる子にはいろんなパターンで聞いてみるとよいですよ♪
“Yes!” “No!”の答えが引き出せたら、もう花丸です(でも強要しなくて大丈夫)♪
で、レビューに「香りに焦点が当たり過ぎてしまい長いお話を聞けない」「すぐにページをめくりたがる」・・・というようなものがあったのですが、ホント、その通りで(苦笑)
でもそれでよいと思ってます!!園児さんの間は「この本、楽しいな♪」というイメージがつくことが最終目的でオッケーです♪
バイリンガル子育てを数年続けていれば、5、6歳から全文読んであげて理解できるようになりますので、それまではクリスマスの香りを楽しむことが目的になってしまっても全く問題ないです。
うちも、やはり全文読んだのは5歳からだったと記憶してます。
実はこの本、お話し的にも面白い展開があるわけでもないんですね。だけど娘はもちろんですが、私も大好きなんですよ(たとえ香りが消えてしまっても…残念だけど)。
なぜって、そこはかとなく外国なカンジがするから!!
クリスマスツリーを森まで取りにいったり(本物のもみの木!)、ジンジャーブレッドボーイっていうクッキー作ったり、ホットチョコレート(ココア)飲んだり、クリスマスキャロル隊が来たり!!
・・・ていう、西洋ならではの典型的なクリスマスの過ごし方が描かれているんですね。
これって、日本人にとっては「憧れのクリスマス」だったりしませんか?そのあたりを、まずはママが感じ取ってほわ~っとした気分になってもらえたらな、と思うのです(^-^)
そうしたらお子さんにも伝わるものなんですよ、そういうママの「スイートスポット」的な事って。
ママが好きなものでお子さんもほわ~とした気分になるとは限りませんが、少なくとも「大切にしてる」ことはわかってくれます。なのでちゃんと言葉で「ママこの本のクリスマス、大好きだなぁ~」と伝えてあげてね♪
お子さんが英語を好きになるかどうかは、実はママの英語圏や外国文化への思いや憧れがほんのちょっとしたところで伝わってる、・・・っていうことの連続だったりもするんですよね。
もちろん、この本でほわ~とならなきゃいけないってことでは全くないです(^∀^)ゞ
だけど、ママがそう感じる英語絵本や英語関連のものが見つかると、お子さんにじんわりじんわり浸透していくからイイヨーと思ってます。
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